ONJT+

10日、新宿ピットイン。このトリオで今までで一番良かった。音響とノイズとメロディーが、調和したりしなかったり、持続したりしなかったり、というんで生まれる異形の空間。そういうのが最も鋭利なところまできたという感じ。

キモは吉田アミで、彼女の声が最初から最後までいたから、あそこまで特異なものになったという気がする。低音、朗読、サイン・ウェイヴっぽいの、キリキリしたハウリング風まで繰り出してきて、ほとんどベスト・コンディションでしょう。この人のすごさを思い知った感じ。もはやこのバンドに不可欠なんじゃないですか。

その吉田アミiPad使ってて、かっこよくて、なんかiPadまた欲しくなってきた。無理だけど。あとジム・オルークが、晩年のジョン・フェイヒィみたいになってましたな。