ブッダ・マシーン2

以前ブッダ・マシーンのことを日記で書いたことがありましたが、そのブッダ・マシーンのiPhone版というのが出たんですね(写真左)。つってももうひと月くらい前のことですが。前にも書いたようにこのプレイヤーって“iPodをバカにしてる感じ”が良かったのに、無形のソフトになってそのiPodiPhoneに取り込まれちゃしょうがないじゃん、って思ったんですけどね。反デジタル的で、あの自己完結してる感じが良かったのに。とか言いつつ欲しいので購入してみました。

で、起動してみると、プレイヤーの外観の画像が出てきて、ボタンがひとつだけあって、それを押すと曲が替わるっていう、ただそれだけですね。ただ曲が流れるだけで、そこからなんにも発展しない、意味まったくなし。iPhoneの中じゃ魅力半減なのはアリアリですけど、コンセプトはちゃんと引き継がれているので、まあいいかって感じでしょうか。

そしたらそうこうしているうちに、今度はプレイヤーの方の新作「ブッダ・マシーン2」がつい数日前に出たんですね(写真右)。形は前と同じで、オール新曲が入ってて、今度はピッチの上げ下げが可能になったってことで、こっちもさっそく買いましたよ。そしたら楽曲にピアノとかアコギとか入ってたりして、キレイなアンビエントって感じで、なんかグレードアップしておりました。前作のドープなサイケ感みたいなのが後退したのは惜しい気もしますが、これはこれでいいんじゃないですか。適度に瞑想できる感じあるし。なんつってもこの安っぽい感じ、なんの役にも立たない感じがたまりません。で、持っててほんのりウレシイっていう。素晴らしい。やっぱコレじゃないとダメですねえ。