巨人戦6-6

巨人戦勝てませんねえ…。桜井が調子出てきたとか、終盤で追いつく粘りが出てきたとか、金本頼りじゃなくなってきているところはいい兆候だと思うんですよ。しかし9回に追いついても勝ち越せないのが、今の阪神の現状というか限界なんでしょうね。そのへんがすごくはっきり露呈された試合、という気がします。

焦点は9回のダブルスチールだったと思うんですが、アイデア自体はいいと思うんですよ。打てないんだったら戦術で点入れるしかないわけだから。でもあそこは、そんなこと絶対やっちゃいけない場面でしょう。どうも真弓って人は、監督としてセンスがないというか、素人っぽい感じが否めないんですよね。今はモロモロ我慢のしどころなんでしょうけど、うーん、今年はBクラスもありうるって気がしてきました。

テレビの解説を前監督の岡田がやってて、相変わらずの滑舌の悪さでブツブツ言いながら、真弓のすることにいちいちケチつけてたのがおもしろかったですね。やっぱりこの人は憎めないオッサンという気がします。岡田はガチガチに堅い野球をする人だったから、真弓はそこからもうちょっと広げている感じで、その姿勢はいいと思うんですけどね、まだ全然空回りしまくりですね。