パフューム新作

DVD付き初回盤をしっかりゲットいたしまして、ここ数日やたらと聴いております。いやこれ、もはや音の方はどうでもいいんですが、メロディーが全編抑揚ありまくりでうねりまくってますねえ。それも泣き系のマイナー・メロがずいぶん目立ってて、昭和歌謡っていうかアニソンっぽいっていうか。「I Still Love U」なんて、モロ哀愁歌謡曲だと思うんですけど。なんか既視感のあるメロばかりで、中田ヤスタカもネタに詰まったから苦し紛れに適当に切り貼りしたんじゃないの、とか思ったりもしたんですが。

といいつつも、シングル3曲のフックありまくりなメロは、やっぱりグッときちゃうんですよね(どれも既発ですがちゃんと聴いたことなかったのです)。特に「Dream Fighter」の泣き系で歌い上げ系で、アニソンみたいなあざとい盛り上げ方っていうのは、単純にツボを突かれる感があるのですよ。いやヤバイっすよ「Dream Fighter」。中田という人は、そういう日本人のツボみたいなものをよくわかってる気がしますね。ううーんもしかしたら今年聴いた曲の中でメロに最もグッときたのは「Dream Fighter」と相対性理論の「地獄先生」なのかも、って気がしてきました。そんなんでいいのか、うーん。

ともあれ最近、ここまでメロディーがバキッと立ってるアルバムって、なかなかないんじゃないですか。あー、なんかパフューム語っちまいました…。