シガー・ロス爆音上映

吉祥寺バウスシアターで、シガー・ロス『インニイ』爆音上映。光と闇のコントラストを強調した、ひとつひとつのカットが1枚の写真みたいなカメラ・ワークが秀逸で、このバンドの美学が漲ってる感じ。なによりテッド・ジャンセンのマスタリングによる音質が素晴らしく、それをほとんど最大限に生かした爆音システムがすさまじい迫力だった。

ボア映画の時なんかも思ったけど、このバウス爆音上映って、少なくとも音楽映画に限って言えば、作品の正確な評価とか判断とかをするには必要な環境って気がする。このシガー・ロスも、違う環境で見たら印象がだいぶ異なると思えるし。