グッドラックヘイワ

渋谷ネストで、ASA-CHANG&巡礼、グッドラックヘイワグッドラックヘイワは先日取材したんですが、ライヴを見るのはずいぶん久々です。で、やっぱこのバンドはCDよりライヴの方がいいですね。特に鍵盤の方がCDよりずっと攻撃的というか扇情的なプレイになってるし、ドラムスと息がぴったり合いつつ、整合性とか気にしないで突っ走っちゃうみたいな感じがあって、そういうスリリングなところが魅力だと思いますね。CDのきちっとまとめているのとか、打ち込みを駆使した音もいいんですが、やっぱライヴでナンボのバンドということを再認識しましたねえ。

それとドラムスの伊藤大地、ほんとうまいですねー。4ビートからニューオーリンズまでって感じで、いろんなビートを叩けるというのが強みだと思うんですが、ガッとたたみかけるようなアグレッシヴなところもあって、単に器用というだけじゃなくて自分の色みたいなものを持っているのがいいんですよね。ニューオーリンズものの間の取り方のセンスとか、ほんと秀逸だと思いますよ。今の若手のドラマーでは千住宗臣の次くらいに好きかも。

あとASA-CHANGの方は、「巡礼トロニクス」を使うヤツ(トランペットを合図に次々にいろんな曲がかかるヤツ)でマイケル・ネタをフィーチャーしていたのがおもしろかったですね。ライヴではこのコーナーが一番おもしろいかもですね。

しかし阪神、ライヴ始まる前は4対0で勝っていたのに、終わったら5対4で負けてたって、どういうことっすか…。下柳満塁弾被弾ってか…。投手が好投すると打者が打てない、打者が打つと投手が打たれる、今年はもうどうやっても勝てませんなあ…。