やくしまるえつこ+大島輝之

黄金町試聴室その2、二部構成前半全曲クリスマス・ソング、全曲バリッバリのウィスパー・ヴォイス。やっぱりバンドとは別のスイッチが入ったかの如き歌声で、大島さんの超の付くメロウなギターとの相性もバッチリで、素晴らしすぎ。悶絶死しました。大阪ベア…

ジャパンカップ

いやーいい勝負でした。オウケンブルースリ最後方からすごい脚で伸びてきて、負けて強しの感ありまくりなんですが、やっぱそれよりウオッカすごいってことに尽きるんじゃないですか。もう中長距離では無理だと思っていたのに、まだまだ底力があるってことん…

ヤン富田

日本科学未来館のでっかい地球儀の下でやるという特殊なライヴだったんですが、音楽と地球儀の関連性はさほどなかったという印象。その地球儀が醸し出す幻想的ムードはかなり心地よかったんですが、やっぱ主役はあくまでも音楽でしたねえ。前半に「被験者(…

クラフトワークのリマスター

初めはバラで買うつもりだったんですが、ボックスの方が輸入盤の英語版だとかなり安いことがわかり、それも一番安いと思われるところ(1万2000円くらい)で「在庫あり」になった時にすかさずポチッとしてしまったという、非常にセコい買い方で購入しました。…

ドライヴ・トゥ・2010

終わっちゃいましたねえ。おれはだいたい週2くらいのペースで行っていたので、ああもう行かなくていいんだと思うと、ちょっと寂しいですね。10年前の時も最終日には同じように感傷的になったりしたけど、あの時は1週間でしたからね、今回は1ヶ月以上と長かっ…

天皇賞

ぬ、ぬわんとカンパニーっすか…。毎日王冠が良すぎたので本番じゃダメダメだと思ってたんですが、いやあの切れ味にはビックリしました。すごいなあ8歳馬。ちょっと今回はウオッカ云々より、カンパニーエライってことに尽きるんじゃないですか。ちなみにおれ…

サヨコオトナラとか

26日、新宿ロフト。かつて80年代にはゼルダで「スローターハウス」とか歌ってデカダン臭やサブカル臭を振りまいていたサヨコが、今じゃワン・ラヴとか平和とかばっかり歌うようになっていたり、あるいは同じく80年代に水玉消防団で女レックといえるくらいに…

城島阪神入り

意外に早く決まりましたねえ。ソフトバンク入りの可能性もあったし、去年の三浦みたく結局は元のサヤ的な結末とも思ったんですが、今回は違いましたね。おれはこの人基本的にキライだし、せっかく今年成長した狩野のこともあるし、来なきゃいいのにって思っ…

想い出波止場

渋谷O-West。6月のツアーで想い出波止場はしばらく休み、っていわれていたのに、どうしてこんなに早くまたやることになったのか、そのへんの事情はよく知らないんですが。6月のアースドムは見られない人がいっぱいいて非難囂々だったらしいから、広い会場で…

菊花賞

アンライバルドまったく見せ場なく15着、リーチザクラウンも良く粘ったものの5着が精一杯、それで距離適性に秀でた上がり馬が1〜2着っていう、春の構図がまったく通用しない的な菊花賞でしたねえ。まあ抜きん出た有力馬がいない年の菊は往々にしてこうなるよ…

アジアン・ミーティング・フェスティバル

23日、アサヒアートスクエア。こないだの「休符だらけ」が展示メインだったとすると、今回のは演奏メインという感じで、どっちも基本コンセプトは同じということみたいですね。会場内全体めいっぱいに20数人の演奏者が配置されてて(演奏者と観客の区分けと…

秋華賞

例年通りプロ野球公式戦が終わると秋競馬開幕ってことで、今週から秋のG1本格スタートですね。まずは秋華賞、おれはレッドディザイア流しブエナビスタ消しだったんですが、蓋を開けてみればレッドとブエナのガチンコ一本勝負決着で、結局ガチガチな結果でガ…

鬼火

新宿ロフトで、工藤冬里を中心とした吉祥寺マイナー周辺人脈勢揃い、みたいな感じのオールナイト・ライヴ。工藤とか久下恵生とか中尾勘二とかが、バンドとかソロとかでいろいろ出てきて、すべて即興演奏。あんまり見たことない工藤のピアノが美しかったとか…

楽天先勝

野村監督の涙にもグッときたが、岩隈の「てっぺんまで行くの本気ですから!」ってのはもっとガツンときましたねえ。いいなあ楽天、あんなにゴタゴタあってこの勝ちっぷりはすごいですよ。阪神見習えってんだよ。いやーなんとかして野村続投してくれないかな…

ジャッキー・オー・マザーファッカー

夕方、六本木Pヴァインで取材がひとつあって、30分押しで終了後渋谷へ移動、ネストでジャッキー・オー・マザーファッカー、狂うクルー、Vampillia。ジャッキー・オーを見るのは2度目なんですが、今回は4人編成うちギター3人で、長尺爆音フリー・サイケとスウ…

休符だらけの音楽装置

大友良英の新作インスタレーションで、秋葉原の近くにある旧中学校の屋上運動場にいろんな展示が置いてあって、それらが無秩序に鳴らされる、というもの。いろんな楽器とか物音とか屋外のノイズとかが入り混じって、弱音だけど雑然とした音響空間ができてい…

原爆スター階段

新宿ロフト。臓物、魚、イカ、豚の頭、キャベツ、ドライアイス、JOJO広重ブチギレ、JUNKO絶叫、山本久土暴走、云々…なライヴだったわけですが、まずはインキャパシタンツの2人がすごかったですねえ。初めて見る美川の超ノリノリなシャウトとか、全身から水…

終わりました

今シーズンもこれですべて終わりました。おつかれさまでした。期待させるだけさせといて最後の最後でダメダメな試合をしておしまいっていう、なんとも腰砕け的な終わり方っていうのが、今年の阪神を象徴していたと思いますね。阪神の試合は1試合でも多く見た…

今週の『へうげもの』

「それぞれに“めにゅう”とした天然趣があり、わびの源香を醸しておる…」 「だがのう英子殿…、これよりは“めぎゅわ”ぞ」 「その方にわかるかな? “めぎゅわ”の良さが!?」古田織部のアナーキー擬音シリーズもここまできたか、って感じで…。「めにゅう」「めぎ…

大友良英×山本精一

6日、新宿ロフト。ドライヴ・トゥ・2010の2日目で、sim+otomoとかうにごはんとかおもしろいライヴがたくさんあったんですが、ラストの大友良英×山本精一はちょっと飛び抜けてすごかったですねえ。ノイズ・ギター・デュオで、床に数字を書いた紙がたくさん貼…

相対性理論

5日、新宿ロフト。このライヴは当初見るつもりじゃなかったんですが、日が迫ってくるごとにムクムク見たくなってきて、気がついたらいぬん堂でポチッとやってた、みたいな…。やっぱねえ、今見ておかなきゃ感というか今しかない感がめちゃくちゃあるんですよ…

フュー×ビッケ

4日、吉祥寺マンダラ2。フューがソロの曲を歌うライヴを見るのなんて、何年ぶりですかねえ。たぶん10年ぶりくらいなんじゃないですか。前にも書いたことですが、おれはフューの歌って音楽性を限定しないスタイルでこそ生かされると思っていて、MOSTはパンク…

BOREDOMS presents BOADRUM

3日、大阪・名村造船所跡地。去年のZettai-Mu以来、ちょうど1年ぶりの大阪です。会場のパルティッタはこれで3度目で、大阪でボアを見る時はここがやたらと多いですね(正しくいえば今回はパルティッタの外でしたが)。今回はNAMURA ART MEETINGというアート…

カオス・ジョッキー

下北沢ベースメントバー。山本さんの発する、空間全部を呑み込むようなノイズの嵐がとにかくすごかったです。ノイズを浴びるとかどころじゃなくて、ノイズの海の中で溺れているような感じといいますか、カオス・ジョッキーでもあんな立体的ノイズは初めてで…

ソウル・フラワー・ユニオン

恵比寿リキッド。フジロックで見たばかりなんですが、フツーのワンマンを見るのはずいぶん久しぶりです。思えば伊丹英子がいないこのバンドを見るのは初めてのことで(フジの時にはいたので)、この人のチンドンとか声がないというのは、ちょっと違和感ある…

sim+やくしまるえつこ

渋谷LUSH。やくしまるえつこのヴォーカルは、こないだのスターパインズカフェではちと素で歌いすぎとか思ったんですが、この日はしっかり声を作っていて、いや素晴らしかったです。朗読、カヴァー曲、新曲(?)、それに相対性理論の曲、といろいろやってた…

大友良英+相対性理論

スターパインズカフェ。相対性理論は初めて見たんですが、いやなんというか、初音ミクを生演奏生声で再現してるみたいな感じとでもいいますか、すっごく奇妙なライヴでしたねえ。演奏というより再現という感じで、ヴァーチャル的な楽曲をヴァーチャル感その…

マヘル

渋谷ネストでマヘル・シャラル・ハシュ・バズ。13人で工藤冬里以外は知らない人ばっかり。新作の全曲演奏だったようで、だから170曲くらいやったんですかね。工藤がカウント言ってパッパッパーッて演奏して10秒くらいで終わって、演奏者がわさわさ譜面をめく…

大友良英

六本木スーパーデラックス。後半が『幽閉者』セッションで、山本精一とかジム・オルークとか7人が参加。同じ名前のライヴを2年くらい前に一度見たことがあって、ミュージック・コンクレート的な手法で、かつ演奏者がお互いの音に反応しない、という感じの趣…

横浜戦8-0

もはやペナント云々というのは終わったも同然なんですが、やっぱり勝つとウレシイってもんですよ。特に今日は新井金本がホームラン打って岩田が完封っていう、もうぜいたくすぎる勝ち方で、ナミダとヨダレ混じりっていうか、たまりませんよ。特に岩田の完封…